紅茶・緑茶による唾液中のSARS-CoV-2不活化
市販の紅茶・緑茶が、試験管内において唾液中の新型コロナウイルスを短時間で大幅に不活化する可能性を示唆。テアフラビンガレートがスパイクタンパク質への結合を阻害するメカニズムが考えられています。
📄出典:京都府立医科大学 免疫学教室↗
⚠️ 本サイトの情報は学術研究の紹介を目的としており、特定の疾病の予防・治療・診断を目的とするものではありません。 記載の研究結果は主に試験管内(in vitro)実験によるものであり、ヒトへの効果を保証するものではありません。 健康に関するご判断は、必ず医師・薬剤師等の専門家にご相談ください。
国内外の大学・研究機関が発表した査読付き論文・研究報告をもとに、 紅茶ポリフェノールとウイルスの関係について科学的な視点からご紹介します。 いずれの研究も、紅茶が医薬品の代替となることを主張するものではありません。
市販の紅茶・緑茶が、試験管内において唾液中の新型コロナウイルスを短時間で大幅に不活化する可能性を示唆。テアフラビンガレートがスパイクタンパク質への結合を阻害するメカニズムが考えられています。
📄出典:京都府立医科大学 免疫学教室↗市販の紅茶ティーバッグ抽出液が、わずか10秒間の接触でSARS-CoV-2の感染力価を著しく低下させる可能性を報告。紅茶ポリフェノールの即効性が注目されています。
📄出典:三井農林 お茶科学研究所↗緑茶・抹茶・紅茶がオミクロン株の複数のサブバリアント(BA.1〜XBB.1.5)に対しても有効に不活化する可能性を示した研究。変異株への適応性が示唆されています(Nature Scientific Reports掲載)。
📄出典:Scientific Reports (Nature)↗紅茶が15秒という極めて短時間でインフルエンザウイルスを無力化する可能性を示す研究。紅茶ポリフェノールがウイルス表面のヘマグルチニンに結合し、細胞への吸着を阻害するメカニズムが考えられています。
📄出典:三井農林 お茶科学研究所↗5,048名を対象とした8件の研究を統合解析。RCT5件では緑茶カテキン摂取群がコントロール群に比べてインフルエンザ感染リスクが統計的に有意に低下(RR 0.67、95%CI 0.51–0.89)。コホート研究3件でも同様の傾向が確認されました。
📄出典:PMC / Molecules 2021↗EGCG(エピガロカテキンガレート)やテアフラビンなどの茶ポリフェノールが、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質・主要プロテアーゼ(Mpro)・RNA依存性RNAポリメラーゼ(RdRp)に結合する可能性を示す複数の研究を網羅的にレビュー。
📄出典:PMC / Nutrients 2021↗
紅茶ポリフェノールがウイルスに働きかける可能性として、研究者たちが注目している仮説をご紹介します。
紅茶の発酵過程で生成される独自の成分。ウイルス表面のスパイクタンパク質に結合し、細胞への吸着を妨げる可能性が研究されています。
エピガロカテキンガレートは、ウイルスの主要プロテアーゼ(Mpro)やRNAポリメラーゼへの結合親和性が高く、複製阻害の可能性が研究されています。
試験管内実験では、紅茶抽出液との接触からわずか10〜15秒でウイルスの感染力価が大幅に低下することが報告されています。
| 茶の種類 | 主要ポリフェノール | 特徴 | 研究での注目点 |
|---|---|---|---|
| 紅茶注目 | テアフラビン・テアルビジン | 発酵により生成される独自成分 | スパイクタンパク質への結合親和性が高い |
| 緑茶 | EGCG(エピガロカテキンガレート) | カテキン類が豊富 | Mpro・RdRpへの阻害活性 |
| 抹茶 | EGCG・EGC・ECG | 茶葉全体を摂取するため成分量が多い | オミクロン株への不活化効果も報告 |

病院・クリニック・介護施設での紅茶の無償提供は、 感染対策の補助的な取り組みとしてだけでなく、 患者様のQOL(生活の質)向上にも貢献できる可能性があります。
待合室や病室での紅茶提供は、院内の衛生環境維持に寄与できる可能性があります。研究では紅茶ポリフェノールがウイルスの働きを抑制することが示唆されており、感染対策の一助となることが期待されます。
温かい紅茶がもたらすリラックス効果は、入院生活の精神的な安らぎを提供します。L-テアニンの作用により、不安感の軽減や睡眠の質の改善に寄与する可能性も研究されています。
紅茶は非常に低コストで提供できる飲料です。特別な設備を必要とせず、既存の給湯設備を活用するだけで導入が可能。医療施設での無償提供は、費用対効果の高い取り組みと言えます。
一杯の紅茶を囲むことで、患者様同士やスタッフとの間に自然な対話が生まれます。孤立感の軽減や、医療スタッフとの信頼関係構築にも貢献します。
英国では古くから会議やビジネスの場で紅茶が欠かせない存在でした。 その慣習には、科学的な根拠があります。 カフェインとL-テアニンの相乗効果が、ビジネスパフォーマンスを高める可能性が研究で示されています。
カフェインとL-テアニンの相乗効果により、穏やかな覚醒状態を維持しながら注意力・作業記憶・処理速度を高める可能性が複数の研究で示されています。コーヒーと異なり、過度な興奮や不安感を伴いにくいのが特徴です。
📎参考:Sohail et al., Cureus 2021L-テアニンはα波を増加させ、リラックスしながらも覚醒した状態を促します。緊張しがちな会議や商談の場で、参加者の心理的安全性を高め、より活発で建設的な意見交換を促進する効果が期待できます。
📎参考:Kimura et al., Biological Psychology 2007適度なリラックス状態はデフォルトモードネットワーク(DMN)を活性化し、創造的思考を促すことが知られています。紅茶の香りと温かさが、新しいアイデアを生み出すためのインスピレーションを与えてくれます。
📎参考:Colzato et al., Psychopharmacology 2012会議室という密閉空間での感染リスクを考慮すると、紅茶を飲む習慣は口腔・咽頭環境の維持に寄与する可能性があります。研究では紅茶ポリフェノールが唾液中のウイルスを短時間で不活化することが示唆されています。
📎参考:京都府立医科大学 研究報告 2021
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